#698 国語の文章からいろいろな話をすることが、国語の授業の意義。

ある日の教務

今日、中3の国語の授業で、「速い情報だけではなく、遅い情報も必要である」というテーマの文章を読みました。

問題を解き終わって、解説も終わったので、僕がどうしても伝えたかったことがあったので、このテーマに合わせて話をしました。
「点」→「線」→「面」
こう板書して、話を始めました。

「点」…何年に何があったという速い情報。1914年に第一次世界大戦が起こった、みたいなもの。
「線」…では、第一次世界大戦がなぜ起こったのか、そして結果はどのようになったのか、という情報。
「面」…第一次世界大戦の時期の各国の状況がどのようなものであったのか、という情報。

つまり、「点」は一問一答形式です。クイズ形式で「1914年に起こった戦争は何でしょう?」といって単語で答えられるものです。
ということは、「点」はある意味速い情報になりますね。
しかし、「線」に向かうために、「面」に向かうためには、それなりの時間をかけて説明できるようにしていかなければなりません。

それがなぜ必要なのか。
答えは入試の過去問をやれば分かります。

一問一答だけの入試なんてありません。
理由を答えさせたりする問題とかが多いじゃないですか。
かつて一問一答だけの定期テストを見たことがありますけど、それはもうテストではないですね。単なるクイズ大会です。

どのくらい伝わったかどうかは分かりませんが、生徒は真剣に聞いておりました。

「線」や「面」を的確に表現した書物こそ、教科書なんですけど、なかなか理解しづらいですね。
そこで「ここはこうなって、こうなるから、こうなるんだよ」というようにかみ砕いて説明することが必要ですし、記録として板書も必要です。

「国語の授業なんだから、国語について語ればいいのに」とおっしゃる方もいるかも知れませんが、国語を通していろいろな話をしてあげることに意義があると考えますので、僕自身も勉強が必要なんですよ。


創心館住之江校
この記事を書いた人
藤井宏昌

宣言します。塾・予備校講師・私学教員の経験で蓄積してきたノウハウを、思う存分子供たちに伝えます。子供たちが「これが分かった」「点数が伸びた」という喜びを一緒に味わえるよう、全力で指導します。どこにも負けないプライドをもって、私も日々勉強します。
一緒に力をつけていきましょう。

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