#508 教科書はすべての基本。それなのに…。

ある日の教務

こんにちは。藤井です。



さて。

先日朝から出勤して一仕事終え、本棚にある教科書をじっくり読んでみました。

どの教科においても、教科書は一番大切です
「そんなのは分かっている」と言われるかもしれませんが、すべての知識の土台にあるのが教科書です。
学校のワーク、問題集、参考書など、すべての出発点は教科書にあります。

しかし、その教科書が活かされていないのが現実です。

【教科書よりもプリント重視】

授業ではプリントを使う場合が多いのですが、B4の用紙にこれでもかと言わんばかりに情報がぎっしり詰まっているプリントをたまに見かけます。
図版もたくさん並んでいます。
ところが、その図版はほとんどが教科書に載っているもので、わざわざプリントにする必要があるのかと首をかしげたくなる時もあります。

「教科書を見たらいいじゃん」というのが率直な感想です。

また、重要な用語を太字にしている(いわゆるゴシック体)ものもあれば、下線を引いているものもあり、(   )形式にして穴埋めさせるものもあり、一体どれが重要な情報なのかが分からない場合もあります。
生徒にしてみれば、「太字、下線、(  )は必ず覚えなければいけない」という意識が働きますから、「なぜ覚えなければいけないのか」というのを学ばないまま、機械的暗記に走っていくわけです。

要するに、統一が取れていないんですよね。
教科書は何のためにあるんだろうとさえ、思ってしまいます。

しかもです。
教科書を一度も読んでいないのに、定期テストの範囲として「教科書p〇~p〇」と書いてしまうのはどうなのかな?と思います。

【教科書の単元をなぜとばす?】

4月から6月にかけてはコロナの影響で学校の授業が飛んだりしていました。
学校としても、オンラインの授業をやったりしながら、それは大変なご苦労だったと思います。
それはやむを得ないことです。

ただ、去年実際に聞いたんですが、教科書の単元を飛ばして授業をしていた学校がありました。
高校の現代社会で、「政治しかやらない」とか「青年期は飛ばす」などといったことが実際にありました。
これ、特に入試とかで現代社会を受ける生徒はどうするんでしょうか?

「先生、青年期は飛ばすんですか?」「ああ、まあ教科書を読んでおきなさい」
という会話が容易に想像できます。

飛ばすのであれば、なぜそこを飛ばすのかという理由を、ぜひご教示頂きたいものです。

教科書はすべての基本

教科書をじっくり読みながら、いろいろと考えてみました。

創心館住之江校
この記事を書いた人
藤井宏昌

宣言します。塾・予備校講師・私学教員の経験で蓄積してきたノウハウを、思う存分子供たちに伝えます。子供たちが「これが分かった」「点数が伸びた」という喜びを一緒に味わえるよう、全力で指導します。どこにも負けないプライドをもって、私も日々勉強します。
一緒に力をつけていきましょう。

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