こんにちは。藤井です。
明日から加賀屋中と住吉一中の期末テストが始まり、7月30日と31日は真住中の期末テストです。
熱血期間はまだまだ続きますが、今週で通常授業もいったん終わり、7月20日から夏期講習が始まります。
コロナの影響で、例年通りの時間帯ではなく、夕方から小学生、夜から中学生と高校生の授業を集団・個別とも実施することになりました。
この夏期講習で前学年までの復習、あるいは高校生の先取り授業など、多彩に授業を展開していきますので、この夏で一気に差をつけてしまいましょう。
さて。
今日も辛口で書きます。
定期テストに向けて熱血に参加し、熱血で体得した知識を今度は枯らさないようにしなければなりません。
「定期テストさえ高い点数を取っていれば、高校入試や大学入試は大丈夫」というノリで勉強している人、申し訳ないけど詰みます。
入試の判断材料になるのは、学校の実力テストや五ツ木の模試です。
定期テスト=範囲がある
入試・模試=範囲がない
ということですので、定期テストのように狭い範囲を勉強していたら、相当しんどくなりますし、一番やってはいけない「オール=徹夜」の毎日を過ごすことになります。
そんなので体がもつわけがありません。
それは、完全に余裕を失ってしまった受験生の姿なんですよ。
それでも「いや、大丈夫ですよ。何とかなりますよ」と言っているのは、何を根拠にしているのか不思議でしょうがありません。
一つ言わせて下さい。
「受けた学校、全部合格してやるからな。待っとけよ」という意識を持つ人は、受かります。
「どっか一つでも受かればまあいいか。へへーん」という意識を持っている人は、全滅します。
単純なんです。
入試というものに対するモチベーションの差なんです。
定期テストのノリで高校受験や大学受験が突破できるほど、勉強というのは甘くありませんよ。
「(教科名)が苦手なんですけど、定期テストであまり取れないので入試が心配で…」というのは、完全に定期テストと入試をごっちゃにしてしまっているんです。
定期テストと入試や模試は切り分けて考えなさい。
教科書でやっている内容そのものが入試に出るとすれば、それは理科や社会ならあるでしょうけど。
(理科や社会も相当アレンジして入試で出題されますので、その割合は低いと考えたほうがよいです)
何でも定期テスト的な勉強をしていれば入試を突破できる、そんな考え方は夏の間に捨てさせます。
熱血期間は勉強する「体力」と「習慣」を身につけて、「定期テストで点数を上げる」ことが目的です。
受験生は毎日が熱血期間ですから、その延長線上に「入試突破」という大きな目標があるんです。
入試を突破するためには、コマ切れの「定期テスト的」な勉強から、早く脱却しないといけません。
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