#352  説明問題に対処できる教科書の読み方って…?

ある日の教務

こんにちは。藤井です。

昨日東京大学の地理の入試問題と、中学校の地理との関係について書きましたが、なんだかんだ言っても、結局は教科書が主体なんですよね。

ところがです。

教科書を使わず、プリント授業やDVD視聴、図書室での調べ学習などでその単元を済ませてしまう授業もあるやに聞きます。

僕はどれも否定しませんし、興味・関心がそれで培われるのであれば、大いにやるべきだと思います。

しかし、東大のように説明問題を課す大学入試で、果たしてその学習が通用するのだろうかと疑問を持ってしまいます。

教科書で学ぶべきことは、「歴史上の事件や人物が社会に及ぼした影響は何なのか」「そのできごとを覚えなければならない意義は何か」ということなんですね。

社会科の専門用語では、これを「概念的知識」と呼んでいます。

一方で、「何年に何が起こった」も大事ですし、「人物」も大事なんです。生徒の教科書に引かれているマーカーは、ほぼこれらですよね。専門用語ではこれを「説明的知識」と呼んでいます。

つまり、「説明的知識」をきちんと説明できるようにして、そこから「概念的知識」へもっていくのが教科書の読み方ではないかと、個人的に思います。

ダラダラと教科書を読んでも、面白くないのは当然です。

単元や章ごとに「概念的知識」が記されているはずですから、そこを読み飛ばさないように。

教科書で勉強することは大事です。

しかし、読み方を間違えると全然面白くないものになりますし、特に超難関国公立大学を目指すのであれば、こうした教科書の読み方も学んでいってほしいと思います。

創心館住之江校
この記事を書いた人
藤井宏昌

宣言します。塾・予備校講師・私学教員の経験で蓄積してきたノウハウを、思う存分子供たちに伝えます。子供たちが「これが分かった」「点数が伸びた」という喜びを一緒に味わえるよう、全力で指導します。どこにも負けないプライドをもって、私も日々勉強します。
一緒に力をつけていきましょう。

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