こんにちは。藤井です。
今日は、「即位礼正殿の儀」が行われるため、祝日です。
住之江校は朝から自習室開放をしています。
夜は通常授業がありますので、注意して下さいね。
さて、「一世一元の制」というのをご存知でしょうか。
中学生以上は知っていないといけないんですが、「天皇一代ごとに一つの元号を定める」という制度です。
明治天皇が在位していた時代を「明治」、
大正天皇が在位していた時代を「大正」、
昭和天皇が在位していた時代を「昭和」、
現在の上皇が在位していた時代を「平成」、
そして現在の天皇にあたる「令和」ときています。
ここで天皇論について語るつもりはありませんが、
歴史を勉強していて、入試などでよく登場する天皇(上皇を含む)はどれくらいいるか言えますか?
高校日本史レベルで言えば、相当な数です。
ざっと挙げてみても30人以上はいます。
ただ、歴史の転換点となった時の天皇くらいは覚えておかないといけませんよね。
孝徳天皇…改新の詔を出し、公地公民制・税制の実現などを目標に掲げる。
天武天皇…壬申の乱で勝利し、天皇中心の政治がほぼ固まる。
文武天皇…大宝律令を発布し、天皇を中心とした律令政治が確立する。
元明天皇…平城京への遷都。
桓武天皇…平安京への遷都。
後鳥羽上皇…承久の乱で鎌倉幕府を倒そうとするが、失敗に終わる。
後醍醐天皇…武士から政権を奪い、建武の新政を行うが失敗に終わる。
改めて、歴史の上で天皇の存在は大きいことが分かります。
各ご家庭で儀式の様子をご覧になっていらっしゃる方も多いと思います。
2019年、もう一つの新しい時代の始まりと言えますね。
#324 即位礼正殿の儀と歴史における天皇

コメント