#304 社会科奮戦記(中の下、つまり3回目)

ある日の教務

こんにちは。藤井です。

第3回の「社会科奮戦記」です。

どうぞ、気楽にお読み下さい。


【大学時代】
4月に入学してからは教養課程の関係で授業がパンパンに入ってましたので、夏まではバイトをする余裕はなかったですね。
大学1年の夏から、バイトをしたいなと考えておりました。
学生食堂の前に掲示板があり、そこに求人募集の紙がたくさん貼ってあったんです。
その中に、「ベネッセ教材編集補助」の募集がありました。
僕は社会科専攻でしたので、もう一度勉強しなおそうということもあって、早速電話をかけて面接に行きました。
人が足りなくて困っていましたので、来れる時間帯と曜日を伝え、仕事が始まりました。

ベネッセの本社は岡山市内にあり、大学からも近かったので自転車で行ける距離でした。
最初の仕事は「チャレンジ」という教材の原稿チェック。
校正が中心の仕事でしたけど、内容までしっかり勉強できたので、本当にありがたかったですね。
大学の授業と両立させながら、テストに影響が出ないように仕事をしておりました。

おそらくこの時期から、社会科を伝えたいという意識になってきたのではないでしょうか。

大学2年生の頃、お偉いさんから「チャレンジの原稿を書いてみないか」と言われました。
まだ勉強途中の僕に全国版の教材を書くチャンスを頂き、おまけに大学2年生の授業は教養課程をほぼクリアしていたのでスカスカでしたから、これも勉強のためと思って快諾しました。
結構忙しかったですね。深夜まで会議で。
1年間は学生なのか物書きなのか、よく分からない日々を送りました。

この時に、最愛の祖母を突然亡くしました。
前の日まで畑仕事をしていたんですが、4月1日の朝に突然倒れ、救急車の中で帰らぬ人となりました。
大学に入ったことを一番に喜んでくれた祖母でしたので、いっそうがんばらないとという気持ちになりました。

 
大学3年生になると、教養課程を脱出して専門課程に入りました。
教育学部は各教科で研究室が分かれ、さらにその中で科目ごとのゼミに所属することになります。
僕の場合は、社会科研究室の日本史ゼミ、ということになります。
同じゼミに所属した仲間は、みな日本史に詳しかったですね。
おそらく僕が一番知識がなかったかもしれません。

ゼミに所属し、ベネッセのアルバイトに精を出しておりましたが、ゼミ発表のレジュメを切ったり、卒論に向けて史料を読むためのくずし字解読の練習など、学生としての本分は忘れないようにしていました。
この時点で社会科に関する知識は、6割程度入っていたと思います。

大学4年生になってからのイベントとしては、教育実習というのがありました。
5週間、附属中学校で実習をするんですが、まあ楽しかったですね。
中学1年生のクラスに入ったんですけど、かわいくて。

授業は失敗の連続でしたけど、子どもたちと関わることの楽しさをそこで知って、教員の道を目指すようになったんですね。
机上の理論だけで教育はできない。
やはり実践で指導力に磨きをかけていかなければならないと思いました。


でも、甘かった。
岡山県の公立学校の採用試験。1次試験の筆記はパスしたので、周囲からは「お前、いけるで」なんていう無責任なことを言われたんですが、集団討論で主導権をとれず、結果は不合格。
講師登録も考えたんですが、やめました。
当時は教員になりたい人が山ほどいた時代です。

あ、書き忘れたんですが大学に入ってから家庭教師を3件やってましたよ。

教員採用試験に落ち、次の道はどうするか。
家族会議を開いて出た結論は、「大学院進学」でした。
ただし、母親からは「学費の4分の1は出す。残りの4分の3は自分で稼ぎなさい」と言われました。
そりゃそうですよね。すねはかじれないですから。

ちょうど同じ頃、ベネッセのお偉いさんから「ウチにこないか」と誘われたんですけど、「自分のやりたいこともあるんで、このままバイトでお願いします」と丁重にお断りしました。

大学院に進学後も、バイトと修士論文の史料集めに奔走する毎日でしたね。
都合6年、バイトを通して社会科の知識を8割ほど身につけることができました。

その時に思ったんですよ。

「継続しないと身につくことは一切ない」と。

(続く)

タイトルの上中下、あまり意味なかったですね…笑
書きたいことがいっぱいありますんで。

創心館住之江校
この記事を書いた人
藤井宏昌

宣言します。塾・予備校講師・私学教員の経験で蓄積してきたノウハウを、思う存分子供たちに伝えます。子供たちが「これが分かった」「点数が伸びた」という喜びを一緒に味わえるよう、全力で指導します。どこにも負けないプライドをもって、私も日々勉強します。
一緒に力をつけていきましょう。

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