#271 ハンデを味方に~色覚異常と闘う

ある日の教務

おはようございます。藤井です。

朝9時から小学生、中学生が自習に励んでいます。


本当に集中して勉強できる幸せを感じていると思います。



実は、私にはハンデがあります。



それは「色覚異常」です。



小学校2年生の時に、黒板の赤い文字が見えにくいことに気づき、母親と一緒に眼科へ行って診てもらったところ、「色覚異常」と診断されました。


白は見える。黄色は見える。赤は見えない。青はもっと見えない。

今まで裸眼で何の不自由もなく生活していただけに、正直なところショックを隠せませんでした。


メガネをかけはじめたのは小学校3年生からです。

そのメガネもレンズは特注で、高額でした。


そうはいっても、学校の先生は僕だけに合わせて授業をするわけにいかないので、

必死になってノートを取っていました。


そうすると、

「お前何でしかっめつらしとんじゃ!」

と、僕の苦しい状況を理解してくれない先生もいました。

メガネをかけていても目に力が入るので、どうしてもしかめっつらになるんです。



「何で僕だけ…」と怒りすら覚えましたが、どうにかなるものではない。


ひたすらハンデと格闘する日々が続きました。


やがて教育の現場に立つようになって、一つ決めたことがあります。



  授業に入るクラスの生徒の中には、僕と同じように苦しんでいる生徒がいるかもしれない。

  板書は白と黄色のチョークだけでいこう。

生徒から不思議がられましたよ。

「先生、何で色チョーク使わへんのん?塾の先生はカラフルやったで」


でも逆に、そっちの方が良かったんです。


赤や青を多用すると、どこを覚えておけばいいかが分からないけど、黄色のみなので覚えておくべきところがはっきりと分かる。

生徒は鉛筆と赤ペンだけで済む。


ハンデを逆に味方にしたんですね。


今も色覚異常というハンデは持ったままですし、死ぬまで治りません。


だからこそ、学校や塾の現場でどれほどの配慮がなされているのか、非常に気になります。


すべての生徒に教育を受ける権利はあるのですから。


今日のブログは、ちょっと私事になって申し訳ありません。



本日も創心館住之江校のブログにおいで頂き、ありがとうございます。


創心館住之江校
この記事を書いた人
藤井宏昌

宣言します。塾・予備校講師・私学教員の経験で蓄積してきたノウハウを、思う存分子供たちに伝えます。子供たちが「これが分かった」「点数が伸びた」という喜びを一緒に味わえるよう、全力で指導します。どこにも負けないプライドをもって、私も日々勉強します。
一緒に力をつけていきましょう。

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